平屋を切妻屋根にするメリット・デメリット
このサイトは 「グランハウス」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
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平屋は、そのコンパクトなシルエットから、屋根のデザインによって家全体の印象が大きく変わります。平屋と相性の良い屋根形状には、慣れ親しんだデザインの「切妻屋根」、スタイリッシュでかっこいい「片流れ屋根」、重厚感のある「寄棟屋根」、シンプルモダンな「陸屋根」などがあります。
そのなかでも、特に多くの人が「屋根」と聞いてイメージするのが、三角形の「切妻屋根」でしょう。切妻屋根は、和風やモダン・和モダン、さらにはかわいらしいデザインまで幅広いテイストにマッチします。
しかし、ネットで「平屋 切妻屋根」と検索しようとすると、「平屋 切妻屋根 ダサい」という候補が出てきます。「切妻屋根の平屋はダサいの?」と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
こちらでは、平屋で切妻屋根を採用するメリットやデメリット、切妻屋根の平屋は本当にダサいのか、そしておしゃれな切妻屋根の平屋を実現するポイントを紹介します。
切妻屋根(きりづまやね)は、屋根の両側が斜面になっており、「へ」の字のように頂点で合わさる形状をした屋根のこと。三角形のシルエットを持ち、多くの人が「屋根」と聞いて最初にイメージする典型的な形でしょう。
建築においてとくに古くから使用されている形の一つで、日本のみならず、世界中で広く採用されています。現代においても、最も普及している屋根の形状だと言われています。
築80年ほどの母屋を、平屋へと建て替えた事例です。同じ敷地内にある蔵と調和するよう、外壁には落ち着いた黒を採用。大きな切妻屋根が重厚感をもたらし、どこか昭和レトロな趣を感じさせる佇まいに仕上がっています。
家族が集まるLDKには、切妻屋根の形状を活かした勾配天井を採用。面積以上の広がりを感じられる、開放感のある空間が広がります。さらに、旧邸宅の建具や古道具を随所に取り入れることで、懐かしさの中にほどよく今の感性を織り交ぜた住まいとなりました。
切妻の大屋根とグレージュの塗り壁が印象的な、美しい佇まいの平屋です。
屋根の勾配をゆるやかに整えることで、ほどよく和の趣を感じさせるモダンな外観に仕上がっています。十分な採光を確保するため建物を東西にゆとりをもって設計。さらに窓上には深い庇を設けることで、夏の直射日光をやわらげる工夫も施されています。
内装は白を基調にまとめ、上品さのなかにほのかな可愛らしさを感じさせる空間に。チーク材の天井やクルミ材の床など素材にもこだわり、デザイン性と快適性を兼ね備えた住まいとなりました。
三角屋根を重ねたような外観が印象的な平屋。浅めの軒や袖壁で額縁のように縁取り、立体感のある表情を生み出しています。
外観デザインとインテリアは、白と木を基調としたナチュラルテイストで統一。甘くなりすぎない、大人の可愛らしさを感じる空間に仕上げています。LDKは18畳とややコンパクトながら、切妻屋根を活かした勾配天井によって開放感を演出。床には素足にやさしいナラ材を採用し、心地よさと温もりを感じられる住まいとなりました。
切妻屋根をベースに、高さや前後に変化をつけた個性的な平屋。屋根の高さに変化を持たせながらも、室内の天井高は統一することで、快適性にも配慮されています。グレーの塗り壁や黒のガルバリウム、天然木を組み合わせた外観は、夜のライトアップによって、より印象的な佇まいに。
中庭はハイサッシを通してLDKとゆるやかにつながり、太陽光が空間全体へと広がる明るい住まいを実現。LDKの西側にあしらったルーバー天井も、空間に奥行きをもたらし、開放感をよりいっそう引き立てています。
リビングでは壁掛けテレビやカーテンボックスを取り入れ、無駄な線を抑えたすっきりとした設計に。シンプルなインテリアと間接照明が、オークの無垢床や塗り壁の質感をやわらかく引き立てています。
景色を楽しむ暮らしと、白を基調としたシンプルな空間にこだわって設計された平屋です。
建物正面の軒をあえて設けず、重心を低く整えることで、すっきりとした印象に。切妻屋根の美しい三角フォルムが際立つ、凛とした佇まいが魅力の外観に仕上がっています。内装は白のトーンでまとめつつ、素材や色合いにさりげない変化を添えることで、やわらかな雰囲気を演出。シンプルでありながら、心地よさを感じられる住まいとなりました。
シンプルな構造のため、施工が比較的容易で、コストが安く済みます。将来的にリフォームをする際も、出費を抑えられるでしょう。雨水や雪が自然に流れるため、水はけが良く、雨漏りといったトラブルが起きにくいのも切妻屋根の魅力です。
また、シンプルな形状だからこそ、どんなデザインの平屋とも相性が良く、和風、洋風、モダンなどさまざまなスタイルに調和します。
屋根の勾配を利用して、ロフトや収納スペースをつくることもできます。平屋にありがちな「収納スペースが足りない」問題を解消できるでしょう。
切妻屋根は、日本でも非常に多くの住宅で採用されているため、「個性がない」と感じる方も少なくありません。シンプルな形状であるがゆえに、デザイン面で他の家と差別化しづらく、単調なデザインになりやすいのがデメリットです。「平凡すぎて、ダサい」と思われることもあるでしょう。
しかし、このシンプルさこそが切妻屋根の魅力でもあり、工夫次第でおしゃれな平屋に仕上げることも十分可能です。
切妻屋根の平屋をおしゃれに見せるためには、どの方向を正面にするかが大切です。正面をどちらに向けるかで家の印象が大きく変わるため、自分の理想とするスタイルに合わせて選びましょう。
最もイメージしやすいのは、切妻屋根の妻側(つまがわ)を正面にするスタイル。切妻屋根らしい、三角形のシルエットが強調されます。屋根の勾配や軒の出を調整することで、さまざまな雰囲気の平屋にマッチします。
一方、桁側(けたがわ)を正面にすると、屋根面が見えて、四角形に近いシルエットになります。シンプルながら奥行きが感じられるデザインで、落ち着いた雰囲気の平屋にぴったりです。
切妻屋根の勾配は、住まいの雰囲気を大きく左右する重要なポイントです。傾斜を緩やかにすると、全体のシルエットが四角くなり、家全体に柔らかく落ち着いた印象を与えます。
勾配を急にすると、屋根の形が強調されて、シャープで洗練された印象に。モダンなデザインとの相性も良く、スタイリッシュな外観に仕上がります。
切妻屋根を採用する際は、軒の出(屋根が外壁よりも突き出ている部分)をどうするかも大切なポイントです。
重厚感のあるデザインにしたい、和風の平屋を建てたいという方は、軒の出を深くすると良いでしょう。軒の出を深く設けることで、落ち着きと高級感を演出でき、住まいに風格を持たせることができます。
最近では、軒の出をほとんど作らないスタイリッシュなデザインも人気です。モダンでスタイリッシュな雰囲気にしたいなら、軒の出を控えめにしてシンプルなラインを強調すると良いでしょう。
ただ、軒の出が浅いと、外壁の雨だれ汚れが気になりやすいというデメリットも…。汚れが目立ちにくく、雨水で汚れが流れ落ちやすい外壁材を選ぶのがおすすめです。
当サイトでは、切妻屋根の平屋の事例を紹介しています。実際の切妻屋根の事例を見ることで、理想のイメージを具体化しやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。
岐阜県内で設計から施工までを唯一(※)行う建築士事務所、グランハウス。
設計士が施主様と一緒に作り上げた設計図を、同じ理念を持った現場監督が形にする。そうやって施主様の想いをしっかり引き継いでいます。
30代の設計士が中心となり、暮らしやすさも考えた「ちょっとカッコイイ」家を提案しています。